2025年06月18日【その2】
- kojima295
- 6月18日
- 読了時間: 3分
続き、行きますね。
・・・

上図、1ビットの記憶装置ですが、、、
入力端子がありません。
どのようにすれば、入力端子を追加できるでしょうか。
以下のような回路にすると、入力端子を追加できます。

上記の回路の意味をご説明いたします。
「74LS157]とありますが、これはセレクターです。
つまり、切替スイッチ!!
以下の順番で回路を動かします。
1)「SELECT」入力を「1」にする。
2)「INPUT」入力にデータ(0か1のどちらか)を入れる。
3)「CLOCK」入力を「0」から「1」に変化させる。
4)「SELECT」入力を「0」にする。
以上が「手順(シーケンス)」です。
よ~~く、考えください。
どういう風に回路が動いているのか?
今から、仕組みを解説いたします。
1)「SELECT」入力を「1」にする。
⇒ これは「INPUT」端子側を「Za」側に出力する。
「INPUT」からの情報が、フリップフロップの「D」端子に入る。
これは、もう片方の端子を無効とする意味があります。
2)「INPUT」入力にデータ(0か1のどちらか)を入れる。
⇒ これは、データ入力そのものです。
3)「CLOCK」入力を「0」から「1」に変化させる。
⇒ ココが重要!
「INPUT」からの情報が、フリップフロップの「D」端子に入る。
「CLOCK」入力を「0」から「1」に変化させるた瞬間の「D」端子の情報が、、、
「C」端子に出力されつづける。
4)「SELECT」入力を「0」にする。
⇒ これはフリップフロップ端子側を「Za」側に出力する。
つまり、フリップフロップ「C」からの情報が、、、
フリップフロップの「D」端子に入る。
また、もう片方の端子を無効とする意味があります。
つまり、これはデータを記憶し続けることを意味する!
あとは「CLOCK」端子がどのように動いても、データを記憶し続ける。
・・・
では、いよいよ、、、
いよいよです!!

先ほどの回路を少し改造した・・・
そうです!
「MOV X1, X2」の回路です!!
上記の回路は理解できる?
大丈夫ですか・・・
大丈夫そうなかな?
何となく理解できれば大丈夫!
今の段階では、大体わかれば問題ありません。
解説は【その1】で行っています。
・・・
ついに!!
ついに、来ました!!

さて、これは何でしょうか?
これが理解できれば、あとは楽勝です!!
なんか、以前見た回路がありますよね。

この回路・・・
この回路が2つ付いています。

これさ、、、
以前の回路は「X1レジスタ」から「X2レジスタ」にデータを移動させるだけだった。
でも逆もあり得る。。。
つまり「X2レジスタ」から「X1レジスタ」にデータを移動させたい場合・・・
この解説は、ひとまず後に致しましょう!!
・・・
先に、コンピュータなんだから・・・
計算が出来なければなりません。
計算回路が必要となります。
どうやって計算するの?
これは、めんどくさいです。
加算回路と言うのですが、、、
例えば、AとBと言う2つの値を足し算する。
そして、結果をYに入れる。
方程式で書くと、、、
Y = A + B
となります。
AとBが、1ビットだとすると、、、
A = 0, B = 0 のとき、Y は 00
A = 1, B = 0 のとき、Y は 01
A = 0, B = 1 のとき、Y は 01
A = 0, B = 0 のとき、Y は 10
上記の内容は分かりますか?
・・・
一旦ここで休憩致しましょう。
午前の部は、ココでいったん完了致しましょう。
またあとで。


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